フールズ・フォー・リン・ラブは比喩が粋なラブソング【Fools Fall in love】

フールズ・フォー・リン・ラブは比喩が粋なラブソング【Fools Fall in love】

Fools Fall in loveは発表から60年以上経っても人気の高い曲、欧米では結婚式で新郎新婦が踊る「ファーストダンス」のバックに使われることも多く、曲の内容から新郎新婦が歌うとウケるのでオススメの曲です。

barは小節

学生時代に当時はPA屋さんと言われていた処で音響設営のアルバイトをしていたことがあります。仕事の大半はアルテックやジブランのウーハーの運搬ですが、フォステックスの自作スピーカーでレコードを聴いていた私にとっては生音との差を聴けたり、マイクのセッティングやミキサー周辺の接続が分かるだけでも嬉しい仕事でした。
あるとき、リハーサルをしているバンドの一人がそこはフォーバースで回そうと言っているのを耳にし、後で先輩に聞くとアドリブを4小節づつ順番に演奏するという意味だと知りました。
さて前振りが長くなりましたが、この曲の魅力は歌詞が洒落っ気タップリで粋なことです。
歌詞に出てくる「two bars」は二小節のことで、歌詞を勝手に意訳させていただくと、
全くもって、往き急いで恋に落っこちるなんざぁ、うっかりも甚だしい。
ど奴も此奴も、スターダストの二小節も聴かせてやれば、コロッと嵌っちまう。
という具合でしょうか。
果たしてどんなシチュエーションなら、スターダストの二小節で恋に落ちれるのか知りたいものですが、それなりの人でないと肘鉄を食らうのがオチなんでしょうね。
曲名Fools Fall in love
発表1957年
作曲Mike Stoller
作詞Jerry Leiber

英国BBC Radio 2の番組「Live on ‘Weekend Wogan’」からElio Paceのピアノとボーカルで

beamsは梁と光線に引っ掛け語

この曲のオリジナルは元祖デュワップ、米国の本家「ザ・ドリフターズ」、カバーもプレスリーを始め米国スター目白押しで、ソフトなバージョンとしてはJacky Ward のものが代表的ですが、欧州ではあまり演奏されていないのはなぜでしょうか。
二番の歌詞に出てくるbeamsは日本ではセクシービームなど光線に意味にとられることが多いのですが、建造物では柱と水平に交わる梁(はり)を表しているので、両方に掛けたシャレた歌詞なのです。
意訳すると、
何てこったい、虹を梁にして、愛の巣を造り始めちまったよ。
と言う感じです。

ラスベガスのバンドTHE MOONTONESで

シンガーが誰か分からないのですがベースも渋くて良い

Jacky Wardバージョン

Denise Brighamの2009年1月1日リリースのアルバム「HotelLafayette」より Fools Fall in Love

カラオケ練習できるインストルメンタルバージョン、最初のウェーイ!のハイトーンが出れば一丁上がり‥

Sammy Turnerのスローなラテン系バージョン

Bobby SoloとSylvia Pagni Swing Combo のエルビスナンバーを演奏したライブアルバムから

日本のグループLearnersで

Beegie Adairのピアノで


曲名Fools Fall in love
発表1957年
作曲Mike Stoller
作詞Jerry Leiber