All About That Bass

All About That Bass(オール・アバウト・ザット・ベース)がカバーされるワケ

音楽には2つのタイプがあります。難しいリズムやメロディや広い音域が要求される曲とシンプルなメロディーとリズムで音域が広くない曲の2種類です。

歌いやすさと歌詞への共感がヒットの理由

どちらが優れているというわけではありませんが、カバーしやすいのは後者の曲になります。原曲のメロディーリズムがシンプルだと色々な曲調にアレンジが出来、男性女性を問わずだれでも歌えるのが1番の魅力です。この曲はそんな誰にでもすんなり歌えることに加えて「スリムでなくても良いじゃん」という女性たちの本音が歌詞になっているのもヒットした一因なのでしょう。
曲名All About That Bass
発表2014年6月30日
作曲Meghan Trainor, Kevin Kadish
作詞Meghan Trainor, Kevin Kadish

バリハ

竹筒に弦を張ったマダガスカルの伝統楽器Valiha(バリハ)から出る音色は琴や琵琶を髣髴させます。 マダガスカル島に住む人達の祖先は2000年ほどにボルネオ島から来た人達、その後アラブやアフリカからの人たちが加わり19世紀の終わりにフランス領となり、さらに二十世紀入ると1960年に独立ししました。公用語はマダガスカル語とフランス語、旧フランス領のためフランスもマダガスカルがルーツの人達がいます。 このため、フランスで演奏されたりするバリハが文字どうり私たちの琴線に触れるのは、ボルネオ由来のバリハと琴のルーツが同じところから来ているのでしょう。 ちなみに、マダガスカル島で話されるマダガスカル語はMalagasy(マラガシ)と呼ばれ フランス語と並んでマダガスカル共和国の公用語となっています。

バリハをフューチャーした「RyKala Vazo」のAll About That BASS、演奏する彼女たちの笑顔は素敵です。

ポルカでおなじみのスロヴェニアのグループ「Ansambel Biseri」によるカバーで Bas Kontrabas (All About That Bass)サビからは お得意ポルカのスタイルです。

素直なメロディー

原曲が素直なメロディーラインを持っているのでアレンジがしやすいのでしょうか、ジャズはいうに及ばずポルカを始めやいろいろスタイルでカバーされていますが、ボサノバも似合います。ボサノバがしっくりくるということはボサノバでよく使われるm6(マイナーシックス)、m7(マイナーセブン)、maj7(メジャーセブン)が溶け込むためにからでしょう。

というわけで、Meg Birch がボサノバ調でカバーします。

Marta Romaのチェロとボーカルで。

Lettice Rowbotham のしっとりとしたバイオリンで。

Quattrosoundのカルメン風イントロで。

スペイン語(歌詞付き)でカバーされると雰囲気も変わります。

Louis Primaがジャズスタイルでスウィング。

Jamila Falakのベース弾き語りで。

マリアッチ Las Coronelas による演奏で。